☆クマゼミ☆
学名:Cryptotympana japonensis Kato
分布:本州・四国・九州・琉球及び中国(国名)
この写真は羽化後、羽が伸びきった状態を撮影したものです。この後、体は黒くなり、羽の脈部分も黒くなります。羽は大部分がこのまま透明ですが、根元近くは薄い褐色を帯びたものとなります。鳴き声は「シャアシャアシャア〜」と大きな音。
7〜9月ごろに声を聞くことができます。気候的には暖かい地方で多く見られます。

クマゼミが羽化した後、羽化した現場の木の幹や葉にはこのような抜け殻が残ります。この写真は朝の6:00ごろの撮影です。もうしばらくするとクマゼミの鳴き声が大音量のシャワーとなってこの公園に降り注ぎます。 夜に繰り広げられる自然のドラマには都会の人々はあまり関心がないようです。しかし、苦労して成虫になったクマゼミが大音量で「シャアシャア」と鳴きだすと、人々は暑そうな顔をして木々を見上げます。 あまり怪訝そうな顔で木々を見上げていると「別のシャワー」がクマゼミから放水されるとも知らずに・・・
クマゼミの幼虫が地中から出てきた時にできた穴です。直径は2cm程です。中には上手く地上に出ることができず、穴の入口近くでその一生を終えてしまうものもいます。
近頃都会の公園などでもクマゼミが多く見られるようになりました。
これは、アブラゼミなどが表面の硬い乾いた土壌を苦手とするのに対し、クマゼミはこのような土壌でも生きられることも一つの原因のようで、このことはこの写真からも見て取れるでしょう。
この抜け殻の背景に見えるのは24時間営業のコンビニエンスストアのネオンサインです。人々は傍らの公園で繰り広げられる命のドラマに気付くことも、興味を示すこともなく、コンビニエンスストアでいつものようにお買い物。
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